ノーベル賞!大隅良典さんの解明した“オートファジー”を簡単に説明

どもす。のり子です。

オートファジーとは

 サイエンスZERO「祝!ノーベル賞 大隅良典(おおすみ よしのり)さん“オートファジー”徹底解説!」でやってた。
大隅良典

簡単に知りたい人は、私のまとめを見てね。

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大隅良典さんのノーベル賞受賞理由

大隅良典さんのノーベル賞受賞理由は「細胞の自食作用といわれるオートファジーの解明」

生命活動に不可欠というオートファジー。これまでは、タンパク質の合成のとこばっか注目されてきたが、このオートファジーによってタンパク質を分解するところが生命活動の維持に欠かせないということが最近、分かってきた。

オートファジー (Autophagy)の歴史

オートファジーという現象は、1960年から記述されていた。ただ、そのメカニズムや遺伝子を探るのは難しく手がつかない状態だった。それを、大隅さんは遺伝子レベルで解明した。

オートファジーとは

「Auto」は「自分」。「Phagy」は「食べる」。細胞の自食作用。
細胞が持っている、細胞内のタンパク質を分解するための仕組みの一つ。
タンパク質が、自分自身の一部を食べて、自給自足しているようだから、「自分を食べる」=オートファジーと言われている。

オートファジー(自分を食べる)=細胞をみずから食べるって一体、どういうこと?

タンパク質は、動物のいろいろなところで生命活動を支えていて、タンパク質は細胞の核の情報と、アミノ酸を使って作られている(セントラルドグマ ※1)。

しかし、タンパク質は食事だけでは足りない。人が1日に必要なタンパク質は200g。しかし、食べて摂取するのは70g。残りの栄養は、体の中のタンパク質を分解して(オートファジー)補っている。分解されたたんぱく質はアミノ酸となり、栄養として再利用される。

つまり、我々の細胞は常にタンパク質を分解してアミノ酸にしている。(オートファジーを行っている)また、主にたんぱく質が十分に摂取できていない状態の時にオートファジーはよく働く。

※1 セントラルドグマ
タンパク質を生成する仕組み。具体的には、細胞の核のDNAを、メッセンジャーRNAが読み取る。そのメッセンジャーRNAは核の外に出ていき、読み取った情報をもとにアミノ酸をくっつけ始める。それが大きくなってタンパク質になる。これをセントラルドグマといって生命の根源的な仕組み。

 オートファジー解明の応用例

  • オートファジーに問題が起きるとパーキンソン病などの病気につながることも分かってきた。
  • 例えば私たちが12時間か1日ぐらい、ごはんを食べなくてもオートファジーが活発化して、生きていける。飢餓状態でも1週間は生きられる。しかし、オートファジーが働かないと死んでしまう。断食も同じ原理だと言われている。
  • 細菌(サルモネラ菌とか)を分解
  • 細胞の悪い物を分解。お掃除してくれる。

最後に

科学は基礎で、技術が応用。その技術というのは科学の上にのっかって初めて成り立つ。
だから、なんの役に立つか分かんないかもしれないけど基礎研究をやっておくってことがすごく大切。

私のまとめ

うん。なんとなくわかった。
結局、自分のタンパク質を分解して、食べなくてもそれを栄養にして一時いきてけるってはなしね。自分の細胞を栄養にしているイメージかな。それがオートファジー(自食)。「オート」は「自分」、「ファジー」は「食べる」ね。
それが、生きるのにとても重要で、いろんな病気を治すことにも役立ってたぽいってのがわかってきた、ってことか。
大隅良典(おおすみ よしのり)さんは、遺伝子レベルでそれを解明したってことらしい。
これ、、まとめるの大変だった。
norico

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