どもす。のり子です。
宗教の基本
宗教論とか宗教歴史とかおもろいよな。
日本人は、神道(しんとう)と仏教。世界の宗教は、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、ユダヤ教くらいおさえとけば良いって話し。
世界の宗教
世界の「三大宗教」と言われる宗教は、キリスト教、イスラム教、仏教
キリスト教、イスラム教、仏教が3大宗教だよ。

この分布図で一番多いのがこの3つです。広まった地域が広いって意味ね。
キリスト教、イスラム教、仏教の歴史
この3つの中では仏教が一番古いです。

世界の宗教で信者が多い順は、キリスト、イスラム、ヒンドゥー、仏教
- キリスト教 24億人
 - イスラム教 17億人
 - ヒンドゥー教 10億人 ※絶対インド人がほとんど。
 - 仏教 5億人 ※広まっている国が多いので三大宗教に入っている。
 
宗教歴史の流れ。ユダヤ教は、キリスト教、イスラム教より古い。
ユダヤ教が入るとユダヤ教が一番古いよ。キリスト、イスラムの元となった宗教です。(仏教は別の流れ)

ユダヤ教できて、キリストできて、きみら全然神の言うこときいて変やんってイスラム教ができた。
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の神は同じ
呼び名だけで、中身は同じ。ヤハウェ(ユダヤ教、キリスト教)=アッラー(アラビア語)=ゴッド(英語)=同じ神
基本的に、神は作って、終わりが来る基本考えがある。死んだ後のことも重視しているため、生きているうちにいい行いをする。
ユダヤ、キリスト、イスラムの聖地が同居するエルサレム
ユダヤ、キリスト、イスラムの聖地は、同じエルサレム。一番古いユダヤ教の国が大昔ここにあったため。

神は同じ神なもんで。。こうなるよね。
日本の宗教は、神道と仏教
日本は神仏習合
- 神道と仏教が融合した信仰
 - 神道においては八百万の神様ですからものすごく たくさんの神様がいるわけ。そこに 仏様って考え方が入ってきたらその仏様も 神様の仮の姿だっていう風に考えたり逆に 神様の仮の姿が仏様なんだって考える人たちも出てきて。
結果的に 日本人は神道なのか仏教なのかがあいまいになっちゃってるという事になるわけ。大らか、国民性が。 
神道(しんとう)
- 主な宗教施設は神社
 - 日本の古代から現代まで続く日本ならではの民族宗教。土着宗教の位置づけ。
 - ありとあらゆるところにたくさんの神様がいる八百万の神という考え方
 - 神社によって、それぞれ祭られてる神様が違う。
 - 七五三など行ったりする。
 
仏教(日本版)
- 主な宗教施設は寺
 - お盆は、先祖の霊をお寺や墓から家に迎えて供養する仏教行事。先祖崇拝は、中国の影響がでかい。インドではやらない。
 - 仏教は、インドで生まれて中国で大きく変わって朝鮮半島を経由して日本にやってきた。
 - お地蔵さんは閻魔大王の化身
 - 仏教に、地獄はない。天国地獄ががあるのはキリスト、イスラム
 - 仏教は、天国でなく、浄土。仏教で拝むのは、仏様。
 - お坊さんが、木魚を叩くのは、みんなの眠気防止。魚は目開けっ放しだから、みんなが目を開いて起きているようにたたいてる
 - ちなみに、川崎大師は寺。弘法大師=空海 の寺。
 
仏教
仏教は、下の黄色いところ。アジア圏が多いね。

仏教は、悟りを開いたブッタがインドで作った
- インド生まれの宗教
 - 生み出したのはガウタマ・シッダールタ
 - ブッダというのは悟りを開いた人という意味
 - シャカ族だったものですからガウタマ・シッダールタの事を後世の人がお釈迦様と呼ぶようにもなっている。
 - キリスト教やイスラム教には、世界を作った神がいるが、仏教はそれについて言及していない。
 - 先祖崇拝は、インドの仏教にはない
 
悟りを開く
悟りを開く=輪廻転生のグルグルの輪から外に出る事。解脱(げだつ)するという。解脱というのは輪廻の輪から外に出る。つまり、もう二度と この世に生まれてくる事がないようにする。これが 仏教の理想の姿。
悟りを開くとは、真理に目覚めてこの世の苦しみを完全になくした物になること。

よくわからんな。。。
インドが仏教発祥の地なのにヒンドゥー教が多い(8割)理由
西の方から イスラム教徒がワーッと入ってきてで イスラム教は偶像崇拝を許さない。だから、 仏像とか寺院とかそういうものを次々に破壊してしまって、仏教発祥の地インドで仏教は すっかり廃れてしまった。
聖地は、ブッダガヤ
ブッダガヤは仏教徒にとって 最高の聖地といわれている場所
ガウタマ・シッダールタが瞑想をしている時に悟りを開いた場所とそこに建てられたお寺マハーボディー寺院。
世界各地の仏教徒がここを訪れる。

「南無阿弥陀仏」か「南無妙法蓮華経」のどっちを唱える?
「南無阿弥陀仏」(なむあみだぶつ)
- 阿弥陀仏様におすがりしましょう。という意味。
 - 「南無」っていうの「ああ…!」とか「お願いします」っていうような意味。英語の「アーメン」にちょっと似てる。阿弥陀仏様におすがりをして浄土に行きたい。
 - 浄土宗や浄土真宗はこっち。
 
「南無妙法蓮華経」(なんみょうほうれんげっきょう)
- 法華経こそが一番すばらしいんだ。法華経を信じましょうというのがこちら。
 - これが、日蓮宗。「南無妙法蓮華経」。
 - すべての生き物は仏様になる可能性ある宗教
 
「大乗仏教」と「上座部仏教」の2つの派閥がある
<大乗仏教>(だいじょうぶっきょう)の日本、中国、チベット
- 大乗仏教って これ大きな乗り物という意味。
 - 自分だけでなく 他人も救われるように導く努力をしよう。ってやつ。
 - 日本や中国やチベット
 
<上座部仏教>(じょうざぶぶっきょう)のタイ、ミャンマー、スリランカ
- 出家をして厳しい修行を積んだ僧侶だけが救われる。
 - タイやミャンマースリランカ
 
ユダヤ教
ユダヤ教は、この図にはないが、イスラエルって国。全世界に1,340万を超えるユダヤ教徒が存在する。民族独自の国家としてイスラエルがある。各国に移民が生活している。

ユダヤ教は、キリスト、イスラムの元となる宗教
こんな格好した人達がユダヤ教です。

キリスト教とイスラム教の元。仏教より古い宗教。
ユダヤ人は、今のエルサレムに大昔住んでいた。
キリスト教
イエス(名前)、キリスト(救世主)ということ
- イエスキリストは、「救世主のイエスさん」という意味
 - イエスは神様の子のような存在。
 - 救世主信仰:救世主信仰っていうのがあって。この世の終わりが来る前に人々を救ってくれる導いてくれる救世主っていう人がいるんだって考え方があって。イエスが十字架にかけられて亡くなったあと3日後に復活をしてあちこちでお説教をしてそれから天に昇っていったイエスこそが救世主と考えるユダヤ人たちが現れた。
 
- キリスト教の考え方をまとめたのがパウロで、キリスト教を布教した。
 - よく、ホテルの引き出しに入ってる聖書について
1冊の中に旧約聖書、新約聖書の全部入ってる 
キリスト教にはカトリックとプロテスタント
<カトリック>
- 豪華
 - イエス像、マリア像がある
 - ステンドグラス
 - 神父がいる:神と人の間にいる人。神父に位階と呼ばれる
 - 階級制度があります。一番偉いのはバチカンのローマ法王。
 - 神父がいる:神と人との間にいる
 
<プロテスタント>
- カトリックのやり方に対してprotest(抗議して)作られたプロテスタント
 - 非常にシンプル
 - 十字架があるだけ
 - イエスの像もマリアの像もないというところが多い
 - 牧師がいる:牧師は、まよえる羊を導く人。
 
イスラム教
イスラム教の預言者は人間のムハンマド、ムハンマドがまとめた教典はコーラン
- 教典:コーラン(アラビア語。アラビア語は、右から左に読む)
 - 預言者:ムハンマド(実在の人で、西暦570~632年)
 - 偶像崇拝を許さない(神の姿の物をつくったらダメ)
 - 神様の言葉を聞いたというムハンマドが神様の教えを人々に伝えていった。これが イスラム教。
 - ムハンマドは、イエスみたいに神の子でなく、人間。だから、拝んではいけないけど、みんな尊敬している。ムハンマドがまとめたのがコーラン。両親によくしなさいとか、人をむやみに殺してはいけないとか書いてる。
 - やらないといけないことある。礼拝、巡礼(メッカ)、喜捨(富めるものは貧しい物に寄付する)、年に1回断食(昼のみ、喜捨すれば食べてもいい)。
 - アレンジして、厳格に守らないイスラム教もいる
 
イスラム教に入るときには、2人証人がいる
イスラム教徒2人を証人に立てて「アラーの他に神はなしムハンマドは神の使徒なり」とそこで唱えればイスラム教徒になれる。
イスラム教をやめると死刑
死をもって償う。イスラム教の国(サウジアラビア、パキスタン)でイスラム教をやめるという事は死刑になります。
シーア派とスンニ派
イスラム教は、2つの派閥があります。
<シーア派(15%)>
ムハンマドの血を引く、アリーの党派(シーア)を大切。指導者をどれだけ大切かって派。1400年前のムハンマドの孫のフセインの死を悼む祭りとかある。
<スンニ派(85%)>
指導者は子孫じゃなくてもいいじゃないかって派。今までの慣習を重んじる派。
感想
なんか、すごいね。
にしても、日本の八百万の神(やおよろずのかみ)って、すごいわ。。日本、神いすぎ。。
無信教者だって、日本人は思っているけど、実はいろんな宗教の中で生きてたみたい。なんでも、ありがたく信じる国民性がそうさせるのか。。
おもろい。
  
  
  
  

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