どもす。のり子です。

第6話『マイルール』

最終回のミステリー小説を読みたい右京さんの話です。（ほんとか？）

ストーリー

福山光一郎というベストセラー作家が、ミステリー雑誌で連載されてきた話題の小説「運命の来たる日」の最終回発売前に一人暮らしの自宅で刺殺された。そして最終回の原稿がなくなっている。この原稿で、1年続いた小説の真犯人“アンノウン”の正体が明かされるはずだった。

調べを進めるとこの小説の内容と、殺された福山の過去が似ていた。この小説「運命の来たる日」は、14才の少女しおりが殺される話だが、福山も22年前に同じ名前の娘を14才で殺されていたというのだ。22年前、福山の娘を殺したのは17才の未成年の少年で、金目当てで襲い、騒がれて思わず殺したらしい。未成年なので、刑はなし。

そんななか右京は、福山の小説の登場人物の名前のつけかたには、何かのルールがあり、それを推理するのがファンの間でブームだと冠城に説明する。（今までの彼の小説も、関ケ原の合戦の武将の名前、銀座のホステスの名前、出版社の社員名簿、場所からとっている）そして、それが場所なら、聖地巡礼でファンたちが押しかけテレビでも話題になったことがあるほどだ。今回の福山の名前のマイルールは何なのか？
結局、この小説の登場人物の名前のルールは、娘を殺した少年Aの自宅周辺の表札だと右京は気づく。それをファンが気づけば、犯人と同じ名前の少年Aの自宅がばれ、過去まで掘り起こされ世間的に少年Aが普通の生活ができないようにすることは可能だということだった。

しかし、福山は殺される前に少年Aに会いに行き、少年Aが更生しているのを目の当たりにした。その出来事を少年Aの今の奥さんに聞く右京。なんやかんやあって、真犯人は、少年Aの名前と住所を復讐のために知りたい福山に教えてしまった少年院の職員。
本当は教えてはいけなかったのに、少年Aの住んでるところがばれ、それを教えたのが自分だとばれたら仕事を首になるかもと恐れてのことだった。福山を殺した後、少年Aの名前が書かれてると思ってた最終回を回収したらしい。犯人は逮捕。

右京は、真犯人から小説を回収し、それを読む。結局“アンノウン”の名前は公表されず、“アンノウン”はすべてがばれて自殺し、主人公の刑事も死ぬって話になっていた。少年Aは犯人として名前を書かれてなかった。
福山は、ペンで人を殺そうとして書き始めた復讐の小説だったが、少年Aが更生している姿を見て、少年Aに復讐するのを止めたみたいね。「福山は、復讐よりも、安寧の祈り（社会が穏やかで平和なことを祈る）を最終回に込めたと思う」って言う右京さん。

終わり

気になったシーン

とにかく、最終回の原稿読みたい右京さんです。

最終回小説がなくなっててショックな右京

ミステリー作家は死んでるし、最終回の小説はなくなってるし。。ショックな右京。冠城君に最終回の小説原稿がなくなったと説明しているところ。

小説はどうしたか真犯人に聞く右京

小説のありかが気になります。小説はどうしたか犯人に聞いてた。

小説を読む右京さん好き

福山の他の作品を読む右京。

犯人から押収した最終回の原稿を読む右京。

うーん。いいね！

感想

右京さん、ミステリー好きだもんね。ホームズ好きだし。服装もイギリス風だし。かっこええ。

また次回も見ます。

norico